CWE「メタル・ウォーズ」を終えてのあれこれ

 大変お久しぶりです、クレストです。

 今日は、当ブログが疎かになっていた理由の8割を占めていた、7月13日に終幕したCWE「メタル・ウォーズ」について思ったことや感じたことを書きます。

 

 

集団戦嫌いの自分がなぜCWEに参加したのか

 そもそも僕は集団戦にあまりいいイメージを抱いていませんでした。

 主に理由は2つあります。1つ目は、初心者だったときに初めて参加した集団戦でこっぴどく叱られてしまい、それ以後集団戦が怖くなってしまったこと。2つ目は、指揮官以外のプレイヤーは指示通り動くしかなくてつまらなそうだから、ということ。

 そのためソロでランダム戦をまわし続けていました。

 

 2年前に1度CWEを経験しObj.907を手に入れましたが、それもおこぼれで獲得できたようなもので、集団戦への自信は全くありませんでした。その後色々あり、今以上にストレスに対し弱くなっていた私は、WoT自体が怖くなってしまい約1年間一切ログインしませんでした。

 

 しかしながら去年暇をもてあましていた際に恐る恐るWoTをインストールしてみると、やっぱり面白くてはまってしまいました。久しぶりのWoTはマップも車輌も様変わりしていましたが、特に報酬車輌であるチーフテンは明らかに強くて自分も欲しくなりました。

 しかし今年冬のCWE「工業の夜明け」開催期間中は物理的にWoTを一切出来そうにないので断念。次があったら参加したいなー、とぽわぽわと思っていました。

 

 そして先日、気がつけば自分のPRが10000を越えた頃、CWE開始2週間前になってやっと開催告知がでました。今なら夏冬に行われる分かりますが、その時の僕(といってもたった1ヶ月前のことです。)は不定期に開催されるものだとばかり思っていたので面食らいました。さすがに2週間前に入れてくれるクランなどあるまい、今回もチーフテン手に入れられずか、と思いました。

 

 あたって砕けろ精神で、2年前のCWEで一緒に戦った仲間である『ARE-S』(『FORTE』からも合流しています。)のクランメンバーに相談してみると、なんということでしょう、クランに入れてもらえてしまいました。予想以上にとんとん拍子で入隊が決まりとても嬉しかった反面、久しぶりの集団戦が目の前に迫っていることに対し動悸のようなものを感じていました。

 

集団戦への慣れと進撃戦

 クランに所属すること自体久しぶりで、ディスコードをインストールするのも久しぶり。ぶりぶりばかりで心配もありましたが、配信をやり始めていたおかげで、以前はあったボイスチャットへの抵抗感がほぼゼロになっていたのは大きかったです。

 また当たり前ながら『ARE-S』メンバーのほとんどが初対面の方たちでしたが、2年前のクランメイトが数人いてくれたおかげで比較的スムーズに馴染めたと思います。とてもありがたかったです。

 

 晴れて一員となった私は、2週間後に迫ったCWEに向け進撃戦に勤しみます。とはいえ生活の都合上、平日は午前6時に起床しなければならないため、出られたとしても午後9時の部のみ週末であればもう少し遅くまで参加しましたが、不足感は否めません。

 仕方がないので歯磨きをしながら午後10時の部の配信や過去の集団戦配信を見て、少しでも集団戦そのものや指揮官の傾向に慣れようと努めました。

 

 肝心の集団戦への慣れ具合はというと、微妙でした。撃ちあいや詰め方に関してはだいぶ手応えがありました。しかしランダム戦で使わないポジションの使い方が分からなかったり、HP管理と無駄被弾、敵がいないときにショートカットルートを通ることが出来ていなかったように思います。

 進撃戦の個人の勝敗も負け越しで、マップの種類も網羅できていないが大丈夫なのか、と不安に思いながら日が進んでいった記憶があります。CWEの日々が濃すぎて、正直このあたりはあまり記憶に残ってなく、うろ覚えかもしれません。

 とにかく自信があったわけではない、というのは間違いありませんでした。

 

CWE「メタル・ウォーズ」開幕

 ついに始まったCWE。確か初日に領地を4つ獲得できました。前回ARE-Sは最初の数日間苦戦していたと聞いていたので、もしかして今回は以前より順調で車輌獲得者数も増えるかも、と思いました。

  しかしその思いは2日目にして早くも崩れ去ります。上級戦線で全く領地が取れないのです。また基本戦線でもBALDYに圧倒的な強さを見せつけられ、打ちのめされます。ただそれでも、領地自体は死守できていたと思います。

 

 そんな感じで初週が終わります。開始して1週間程度でも、色々変化やわかってきたことがありました。

 まず第一にATLASとDUCKYのBAN。第二に当初最強だったBALDYの脅威度低下。第三に自分が勝手にライバルだと思っていたCHN、NHOPE、LEMONが、実は格上だったということを理解したこと。特に上級で強かったです。

 また連日午後5時から午後11時くらいまで張り付いていたせいか疲れを感じ、2週目も同じペース無理だと感じました。なので午後10時以降の戦闘は極力不参加に変更しました。本当にGM管理部・指揮官の皆さんのスタミナには驚愕を感じ得なかったです。

 

 第二週が始まり、今度はOPAの強さが目立ちました。2クランBANを経て放流されたプレイヤーが加入した?ことも大きかったかもしれません。

 またARE-Sが初上級領地を獲得したのもこのころだったと思います。正直開始数日間以外の残り約十日間の記憶があまりなくて、同じような日々を過ごしていた印象が強くあります。それぐらい疲労していたのだと思います。ただ、TANOCと基本戦線マリノフカで激闘を繰り広げ続けたことは強く覚えています。

 

CWE「メタル・ウォーズ」閉幕と思うところ

 結果として、ARE-Sはクラン順位12位、車輌獲得者数29人で今回のCWEを終えました。僕はありがたいことに、念願のチーフテンを獲得できました。

 前回はクラン順位13位、車輌獲得者数38人だったということで、クラン順位こそ上がっているものの、獲得者数が約10人減ってしまっています。しかし車輌獲得枠の減少と中華系クランの躍進を考えると、健闘したような気もします。

 

 車輌獲得者を増やすという観点で考えると、TANOC、NHOPE、LEMONの各クランはとてもうまかったと思います。もちろん実力が非常に優れていることはもちろんながら、できるだけ獲得者を増やそうと、意識的にポイントを均等に割り振っていたように思います。もし自分が今後CWE運営に携わることがあれば、是非参考にしたいポイントの一つです。

 

 CWEを終えて思うところが2点あります。

 1つ目は、ガチで殴りあいたいということ。自分が集団戦初心者だからこそ思えるのかもしれませんが、CWEでは単純に『どっちのクランが強いのか勝負』だけをしたいと思いました。ままならないことだらけの、世の中という砂漠地帯のなかにあるオアシスこそがWoTだと思っているので(本当か?)、そこでくらい純粋にバトりたい。それだけです。

 2つめは、上級戦線キツすぎるということ。結局上級領地はただ1度しか獲得できなかったと思います。(違ったていたらごめんなさい。)またCWE期間通じて、トーナメントでは何勝かできても、結局準決勝やらで格上クランに屠られることが常でした。そもそも10対10と比べて15対15は滅茶苦茶複雑だということが分かったので、これからの集団戦ライフにこの経験を生かしたいと思います。

 

これからについて

 今回のCWEを経験して、集団戦に対する興味がとても湧き、指揮をしてみたいと思うようになりました。本当にCWE前の自分からしたら考えられないようなことですが、次のCWEに勝てる指揮官として参加することが今の目標です。

 

 現在は指揮の基本を学ぶため、お試しで『F-T』にて指揮官見習いとして活動しています。まだ進撃戦指揮を1度しかしていないですが、すごく難しく感じました。14人のプレイヤーを僕の浅い指揮に付き合わせてしまって申し訳ないと思うと同時に、感謝と喜びも大いに感じています。僕が熟達した指揮をできるようになったとしても、これらの気持ちを忘れたくないです。

 

 また、優れた指揮を実現するには、極めて深いマップ理解と、敵味方の編成差を鑑みた上でのタクティクスの引き出しの多さ、そして相手クランの傾向まで読むことが重要だと思いました。(教えていただきました。)その上で味方プレイヤーの声と名前の一致、得意車輌の把握も重要だと感じました。どれも一朝一夕にはなし得ないので、地道にこつこつと積み上げていこうと思います。

 

 ランダム戦については、タクティクス作成で得た知識を還元して、今まで以上の成績をたたき出したいです。特にObj.907の3優等を取れなかったので、今年中に取れるよう鍛錬していきます。あとチーフテンやEBR105もしっかり乗りたいです。

 

 ランク戦やイベントは、今までサボることも多かったですが、結構おいしいことも多いので、しっかり参加していきたいです。特にスチールハント楽しみ。ランク戦でゴールドリーグにも入りたいです。今のままだと厳しい……。

 

終わりに

 書かなきゃと思いながら、なんだかんだで完成に1週間もかかってしまいました。自分の良くない癖だと思いますが、結局書き終われたので同時に成長も感じています。

 

 我ながらたったCWE一回で、こうも意識が変わるとは思いませんでした。僕でさえ集団戦を楽しく思えるようになれたので、集団戦未経験・初心者の方々もぜひ1度集団戦に触れてみると、色々変われるかもしれません。ランダム戦で生きる知識も多いので、オススメです。もしよろしかったら、僕と一緒に進撃戦しませんか?いや、しましょう!してください!!!

 

 そして最後になりましたが、今回CWE直前にも関わらず、自分を受け入れてくださった『ARE-S』の皆さんに、感謝の意を申し上げます。この度は1ヶ月間本当にお世話になりました。

 みんなとやるCWE、本当に楽しかったです。集団戦のいろはを学べて勉強になったことはもちろん、自分でも楽しく集団戦できるんだ、という大事なことに気がつくことができました。今回の思い出は、間違いなく僕の人生の宝になると思います。

 僕がミスをしても、突き放さず色々教えてくださった指揮官方。深夜遅くまで複雑な作業をやってくださったGM管理の方々。クランという巨大な組織をまとめてくださった運営の方々。そして一緒にCWEを戦ってくださったクランメンバー全員。改めまして、本当に本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかしながら、『ARE-S』そして『FORTE』の皆様。まことに申し訳ないのですが、今後もし対決することがありましたら、月の裏側くらいボコボコにしてさしあげますので、ぜひ期待しておいてください。そして僕を集団戦に参加させたことを、むせび泣くほど後悔してください。決して「本調子じゃなかった」などおっしゃらないよう、爪の手入れはお忘れなきようお願いします。皆さんの泣き顔を見るのがとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 冗談だよ♡